風土・文化
こんにちは!
朝起きて、
目が覚めて僕のサジェスト、
早稲田 20代 平均年収のアカハです。
今回は、経理人材が全く定着しないので、
経理の退職予定者であります大政氏にインタビューしてみました。
経理人材が、
前任も1年半、
前々任も1年近くしか続かない当社ヴァンテージマネジメント。
2018年12月末退社となる大政氏の声をぜひご覧ください。
これを読まれても、入る!って思われた経理人材なあなたは面白いとおもいますよ。
※辞める雰囲気を出してくれる大政氏。ディズニー大好き通称Dヲタでしたが、飽きたそうです。
Q.早速ですが、ヴァンテージマネジメントに入り、どんなことをしてきましたか?
大政:一年半勤めて、上場準備の業務を行ってました。
監査法人さんとのやり取りや、月次の決算締め作業など
日々、経理の業務に勤しんでおりました。
Q.ぶっちゃけなんで辞めるんですか??
大政:当初、「上場」を掲げていたからこそ、
入社しましたが、
上場とは違う方向性に組織が意思決定をしたこともあり、
ヴァンテージマネジメントの現状にギャップを感じてましたし、
タイミング的にそろそろかな・・・と思いまして退職を決意しましたね。
Q.なんでそのギャップは埋まらなかったんですかね?
大政:募集要項には”上場準備中”と書かれていましたし、
そういった方向性に進んではいるのだろうなと思っておりましたが、
ヴァンテージマネジメント自身がまだまだその旗をあげるのは遠いのかなー・・・という事実じゃないですかね。
ただ、何より、そんな組織を巻き込めるだけのエネルギーが僕にはなかったですね。
※補足:
当社ヴァンテージマネジメント、選択肢としての上場は常にできるようにしております。
お安くないお金で監査法人に3年くらい担当してもらっています・・・。
が、いまその選択肢を取る必要がないのです。
そう、まさにリクルート社が英国代理店の巨額買収のためにいよいよ上場したように、
ソフトバンク社が巨額の資金調達のために上場を控えているように、
事業としてその選択肢がベストだね、となったらもちろん上場します。
が、巨額資金が必要であればソフトバンクビジョンファンドの方が上場よりも狙いたい時代ですもんね。変化こそ進化。
Q.どう巻き込めなかったんですかね?
大政:そもそも、上場をするためには、
公の企業になるわけだから、守らなきゃいけないルール・ステップは増えます。
そういったことの納得感を社内的に醸成するまでには至らなかったですね。
そこを啓蒙していくためのパワーがなかったです。
Q他にもヴァンテージマネジメントに足りないと思った点はありますか?
大政:管理部門がより専門的になる必要性は感じてました。
簡単にいうと、人手不足です。
Webカンパニーが世界に出ていたり、
わずか1年で新規事業のハイクラスが年商2億規模になったりと、
勢いは感じますが、
管理部門に関してはまだまだ中小企業の管理部門の域を出れていないなという印象ですかね。
Q.なぜヴァンテージマネジメントのバックオフィスは人手不足なんですかね?
大政:そこにコストを割く意味が薄いのではないでしょうか。
必要な固定費だと感じられていないのかな、と思います。
どうしても営業会社、従業員は稼いでなんぼの雰囲気がありましたね。
バックオフィスになぜコストをかけないといけないのか、という意識が足りていないのかな、と。
Q.意識が足りてないと思ったのはなんででしょうか?
大政:旧来の企業の型にとらわれないのがベンチャー企業の特徴といえども
最低限、
これは言わなくても当然だよね、
っていうラインがスムーズにいかなかった事が多いですね。
例えば取引の中で、
こちら側が支払いを急にしなければならない際に、
緊急でお願いできませんか!!!という事が、ありましたね。
承認フローを経ないといけないのに、
すぐに払ってください。っていうことがある。
その伝え方の前提には「なんで払えないの??」がある。
要は、組織のお金を動かすということへの重大性だったりとか、
そういったところの意識は、まだまだ熟成されていないと感じましたね。
Q.他にここは問題だと思ってる事はございますか?
大政:やっぱりなんだかんだ一つのカラーにしようとしている印象がありますね。
人間としての特性は異なるのに、
どうしても一つの色にしようとしている。
そのカラーに染まれないとやっていけない感じがありますよね。
そのカラーが何かって言われると、
多分情熱的なものなんですよね。
僕はどうしても監査ってのは、
社内向けの仕組み作りと社外向けの説明責任があるポジションだ!という認識があるので、
どうしても社内のカラーに染まり切る事が、できませんでした。
Q.まだ見ぬ後任の方へのメッセージはございますか?
大政:そうですね。
まあ情熱と馬力があったら、
変えていける文化であり、
組織であると思います。
その一点が必要だからこそ、
この組織になかなか定着しないというのはあると思いますが。
ただ、本当にそこがある人間なら、ゴリゴリと推進できる土俵はあると思います!
さて、いかがでしたでしょうか。
当社ヴァンテージマネジメント、創業10年を迎えたとはいえ、
まだまだまだまだまだまだ整備できる点だらけでございます。
大政氏のインタビューで出てきたこと以上の改善しなければいけない点は山程あります!
ただ、その改善の道はずっと続くものです。
ようやく整ったね、となることはないと思います。
いまのその状態に満足することなく、
改善点が目に付き過ぎて困っちゃう、
そしてその改善点はもう自分がごりごり推し進めますよ!
そういうのが好きなんです。本当に。
というそこの経理畑の方。
ぜひ、
ヴァンテージマネジメントの経理文化をつくってください!
求められることは多いですが、
経理という職種では得られない、
そう、経理の枠を超えて経営をしたいあなた。
いきなり代表を引っ張り出しますので、
ぜひ、情熱をぶつけあいましょう!
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